午前2時にスマホが鳴る。
facebook「〇山△子さんをご存知ですか?」
存じません。

こんにちは。
宝塚市の動物病院、めふ動物病院です。
なんか私の設定が悪いんですかね。


さて、大事な、真面目なお知らせです。

11月13日に東京で、11月19日に宮城で、11月20に千葉で
それぞれ野鳥の死体もしくは野鳥の糞便を用いた検査で、
鳥インフルエンザ簡易検査陽性もしくは鳥インフルエンザウイルス遺伝子の検出が確認されたという報告がありました。
簡易検査ではA型インフルエンザウイルス陽性が確認されたもので、病性は未確定であり、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたわけではありません。 確定検査の結果、陰性となることもあります。
遺伝子検査においても、鳥インフルエンザウイルス遺伝子が確認されたもので、病性は未確定であり、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたわけではありません。確定検査の結果、陰性となることもあります。

いずれも関西での報告ではありませんが
この報告を受けて、当院では当面の間、いかなる状況においても野鳥および新規での飼鳥の診療受入を中止いたします。
当院に持ち込まれた野鳥・飼鳥が高病原性鳥インフルエンザであった場合
当院の保有する施設設備では防疫が不可能なためです。
地域、患者様、当院スタッフのいずれに対しても十分な対策を取る事は現状ではできません。

また、兵庫県開業獣医師会によると、
鳥インフルエンザの防疫は国家レベルで対応すべき事案であるにもかかわらず、
行政側から、診療施設が負うリスクに対して一切の保障も行わないし関知しないとの通告があったそうです。
地域の防疫に貢献する事により被る人的・経済的被害に対して、個人で対応しろとのありがたい通告ですが、
当院にはそれだけの余裕がないというのも正直なところです。
テレビ報道でご覧になった方も多いかと思いますが、
鳥インフルエンザが発生した場合、施設・病院は閉鎖し、機器もろとも一面が真っ白になるまで消毒薬を散布された後に
「はいどうぞ、あとはご自由に」という行政の対応は到底受け入れることができません。
鳥インフル2

鳥インフル

幸い、兵庫県は毎年獣医師の求人を5~6人ずつ行っています。
相当数の獣医師が兵庫県職員として動物愛護センターや保健所で勤務していると思いますので、
傷ついた、または病気で動けない鳥を見かけられた場合は、決して触ったり近寄ったりせずに
下記窓口の専門家にお問い合わせをお願いします。
阪神農林振興事務所 079-562-8914
兵庫県 農政環境部 環境創造局 自然環境課 野生鳥獣班 078-362-3463
厚労省 健康局結核感染症課 動物由来感染症指導係 03-5253-1111

夜間・休日等は県の防災センターが対応することになっているそうです。

なお、当院で継続治療中の飼鳥の患者様に関しましても、当院内での診療は中止いたします。
今後飼鳥の診療は継続診に限り行い、診療は往診でのみ対応いたしますので、担当医とご相談ください。

今回の教訓は
「何も言えねえ」です。

ではまた次回。